SAILOR プロフィット21

こんにちは。
少し前から万年筆が欲しい熱が再燃していて、このたび新しいものを一つ買ったのでブログに書き記そうと思います。

私が初めて買った万年筆は、ONE PIECEのほぼ日手帳と一緒にほぼ日ストアで買ったkawecoのクラシックスポーツグリーンでした。
とりあえず万年筆が一本欲しい!と万年筆についてよく知らないまま、見た目も可愛いしお求めやすいお値段だし、と買ったこちらの万年筆。
ペン先の角度によって書きにくいことはありますが、大きな不満は特になし。
中字なので手帳などに書き込む時は字が潰れてしまって読みにくいのは難点でしたが、お気に入りの文房具の一つとして使っていました。

ただ、やっぱりもう少しちゃんとした万年筆が一つ欲しい。
そんな思いが胸の奥で燻っていました。
特に何かきっかけがあったわけではないけれど、最近になり燻っていた火が大きくなってきていたところでやってきました冬のボーナス。

最終的にそれが一番の後押しとなり、新しく万年筆をお迎えすることに決めました。
今回は事前にネットでいろいろと情報収集をし、結局のところ日本語を書くのだからまずは日本製のものを買うのがよかろう、ということで選択肢はパイロット、セイラー、プラチナの三社に。
そこから値段や見た目、ネットでの口コミなどを参考にし、最終的にパイロットのカスタム74か、セイラーのプロフィットスタンダードの二つに絞りました。

最終的には試し書きをしてみてから決めるのがいいだろうと、いざ文房具店へ!

そして気づけば、候補になかったセイラーのプロフィット21を買っていました。
なぜ。

まあ、なぜって買ったのは自分なので理由はちゃんとあるんですけどね。
まず、セイラーで試し書きができるのがプロフィット21だったということ。
それからセイラーの万年筆が期間限定で20%オフになっていたこと、これが一番大きかったです。
安くなるならそりゃよりいい方を買いたいじゃん?

試し書きをした感想として、パイロットのカスタム74はヌルヌルとした書き味でペン先が紙の上をものすごくなめらかに滑る。
ストレスフリーな書き味で、人気があるのも納得でした。
例えればクセのない優等生タイプ。
一方、セイラーのプロフィット21は「カリカリカリ」という感じの書き味。
抵抗があるとか書きにくいとかそういうわけではなく、ペンで字を書いてる!って実感できると言えばいいのかな。
こちらも優等生タイプだとは思うんですが、カスタム74よりは個性が出る感じ。
ペンの持ちやすさは個人の感想として特に優劣なし。
となるとあとはもう値段と好みの問題になるわけでして。

値段に関して言えば、20%オフになるのでプロフィット21とカスタム74の値段差があまりなくなり、予算を大幅にオーバーするわけじゃないから問題なし。
そして書き味に関しては、私はカリカリとしたプロフィット21の方が好き。
というわけで、プロフィット21を買うに至ったわけです。

念願のちょっといい万年筆を買った喜びのままに、帰ったらまず写真撮影。笑

うん、ケースからして素敵。

中身はこんな感じ!
黒にゴールドの外観がシンプルすぎてつまらないと少しでも思った過去の自分を殴りたい。
この高級感のあるシンプルさが魅力だと、今はそう思えます。

繊細で美しい21金のペン先。
21金製のペン先は、世界でセーラーだけだそうです。
ペン先は、何度も試し書きをして悩みに悩んで細字にしました。

インクはパイロットの「山栗」に。
コンバーターを買ったので、他社のインクも使えます。
万年筆もだけどインクも沼ですね……収集癖がムクムクと。
万年筆で書くためのノートは、ネットで色々と見てマルマンのニューモシネを買いました。
スタイリッシュな見た目がお洒落。
創作のネタ帳にする予定。

最初のページに書いてみました。
細字だと字がパキッと明瞭でいいですね。
山栗のインク、この写真だと普通に黒く見えるけど、実際はうっすらとグレー? カーキ?の色味が混じった黒よりも淡い色です。
書いてすぐと、インクが乾いてからとで色が変わるのがまた良き。

今年最後にいい買い物ができて満足です。
いろいろあったから、自分への労り兼ごほうびということで。

しかし、万年筆にしろインクにしろ紙にしろ、沼ですね。
もともと文房具は好きな人間なので、あっさりとハマってしまいそうです。
ちなみに、ガラスペンも気になっていて……。
今日文房具屋さんで現物を見てしまったのでますます欲しい欲が高まってます。
万年筆をもう少し使いこなせるようになったら買っちゃうかも。

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