月: 2023年12月

新たな沼

こんばんは。

 

先日、『そのうち沼の底にはまり込んだら笑ってください』と言った舌の根も乾かぬうちにしっかりどっぷりハマっております、鉄オル沼。
アニメを全部見終わった後からじわじわと好きだなーって気持ちが増していって、気が付いた時にはもうすっかり、息ができないほどに深く沼の底に沈んでおりました。
「沼を覗くとき、沼もまたこちらを引きずり込もうとしているのだ」と過去に誰かが言ったとか言わないとか。
沼に沈んだことに後悔はしていません。

 

鉄華団の子どもたちはみんな、心の底からどうか幸せであってほしいと願ってやまないのだけれど、その中でも特に、シノとヤマギの二人には幸せであってほしい。
シノとヤマギ……そう、あの公式CP(でいいんだよね?)の二人です。
アニメ45話と46話の二人がもうめちゃくちゃに切なくて悲しくて完全にトチ狂ってしまい、ここのところずっと情緒コントロール不可能です。

 

アニメを見返しては泣き、
支部で小説を読んでは泣き、
話を書きながら泣き。

 

もうずーっと泣いてる。
涙で海ができてしまいそう。

 

というかですね、今サラリと書きましたけれど、どうしても二人に幸せになってほしいという強い願いを形にするためにシノヤマ小説を書き始めてしまいました。
思わず自分で書いてしまうほどにハマる、というのはゾサ以来かつ人生で二度目で、自分でもかなり驚いています。
ハマりたての頃の、魂が根底から揺さぶられるままに寸暇を惜しんで書くこの感じ、なんだかとても懐かしいな。
最近の私はそれを失いつつあったから。

 

なんでこんなにシノヤマに惹かれるんだろうとぼんやり考えてたんですが。
ヤマギがシノを思う気持ちがあまりにいじらしくて、というのもあるけれど、たぶん、片方が死んでしまうから、というのが一番大きい気がする。
死んでしまうってとてもずるいというか、もう絶対に太刀打ちできないとんでもないジョーカーなんですよね。
完全だろうが不完全だろうが、片方が死んでしまうことで二人の関係性はそこで閉じてしまう。
進むことも戻ることもできなくて、残された方は相手の死にもがいて苦しんで、それでも愛する人が望んだならどんなに辛くても前を向いて生きていくしかない。
そのもがく様がひどく人間らしくて、どうしようもなく心を動かされる。
そして、その苦しみも何もかも全ては二人だけのもので、でも片方は死んでるからそれは残された人の中にしかなくて、誰にも干渉することはできない。
そんな歪な完全さにしか持ち得ない美しさが尊いです。
尊い、という言葉にしてしまうとなんだかひどく陳腐になってしまう気もするけど、でも今の私は「尊い」以外にこの美しさを表す言葉を持たない……語彙力のなさが悔しい。

 

あとこれは偶然だけど、ヤマギが金髪碧眼片目隠しというサンジ君かな?っていう身体的特徴を持っているのも、私がこの二人に強く惹かれることに全くの無関係ではないんだろうなぁ。

 

結局二人は最後まで気持ちを伝え合うことはなかったけど、二人の最後のあのやりとりを見てると思うんです。
ヤマギの気持ちはちゃんとシノの心に届いていたし、シノのヤマギへの言葉には、その眼差しや行動には、たしかに愛があった。それがどんな種類の愛かはわかならいけれど。
そんな不完全なままの二人の関係があまりに尊くて、心を奪われずにはいられないのです。
でも、それはそれとして、幸せになった二人も見たい!幸せになって欲しい!!という気持ちもあり。
これこそが二次創作の原動力ですね。

 

そんなお話のさわりの部分(といいつつここも絶対書きたかった大切なシーン)を書き終えたので、サイトに載せることにしました。
続きも書いて載せていく予定です。
ワンピじゃない作品のページを作ろうかとも思ったんだけど、多分ゾサ以外はほとんど書くことはないだろうってことで結局novelページの片隅にひっそりと載せました。
いろんな作品が雑多に並ぶことになりますが、ここは私のサイトだし好きなものを好きなように並べていくことにします。

 

天国だろうと~の続きも書くつもりではあるけど、今は完全にシノヤマに心を持っていかれてるのでしばらくはこっちを優先して書き進める予定。
ゾサはもちろんだけど、このサイトを見て鉄オルを好きになってくれる人が増えたら嬉しいな。

鉄血のオルフェンズ

waveboxに絵文字ありがとうございます(*^^*)

 

今はみんな解熱して元気になったのですが、子ども達と私と順番にインフルエンザにかかってしまい今週1週間はひたすら家の中で缶詰状態。
そんなこんなで時間だけはたっぷりあるという状況で、タイミング良く(?)アマプラでガンダムシリーズが無料で見れるようになっていたので前から見たいと思っていた「鉄血のオルフェンズ」を一気見しました。

 

どうやら評価は賛否両論らしいこのシリーズ、私は好きだったな~。
ちなみに、たくさん人が死にます。バッドエンド、というよりはメリバになるのかなあ。
主人公は少年達。
「決して散ることのない鉄の華」という意味が込められた鉄華団の子どもたちが、必死に抗いながらも脆く儚く散っていってしまうのがとてもとても悲しかった。
最後の5話とかはもうずっと泣きながら見てました。

 

正直、大人目線から見るとリーダーのオルガをはじめとしてみんなその場しのぎの行き当たりばったりで、目先のことしか見えていなくて、すぐ感情に左右されるし、はっきり言って未熟。
でもそれはまだ彼等が子どもだから当然で、さらには生い立ち故に考えるということをさせてもらえない環境で、搾取され虐げられるばかりで人として当たり前の経験をすることが出来ずに生きてきたのだから仕方がないんだよね。
お金の使い方すら知らないと言われるくらい、本当に何も知らない。
そんな彼等が、仲間という家族、鉄華団というあたたかな居場所を手に入れて、それを守って未来へ繋ぐためだけに必死に前へ前へと進み続けた結果があの結末なんだよなぁ……。
思い出しただけで泣けてくる。
たくさんの犠牲は払うことになったけれど、それでもたしかに未来へ繋ぐことができたという意味ではハッピーエンドなんだと思います。

 

メリビットさん(協力してくれている大人)が無茶をする彼等に対して何度か「こんなの間違ってる!」と言うんですが、たしかに彼女の言う通り間違ってるんだけど、間違っているとわかっていてもその道を進むしかない彼等が切なくて切なくて胸が痛かった。
大人に出来ることって、なんだったんだろう。
裏主人公というか、敵方の主要キャラであるマクギリスも彼等と同じで、搾取され虐げられてきた結果、年齢的には大人になっても心が大人になりきれなかった故にあんな風に悲しい結末を迎えるしかなかったんだろうなと思う。
力で虐げられてきたから、力でねじ伏せるやり方しか知らなかったんだよね。

 

あー、しかしオルガと三日月しかり、シノとヤマギしかり、鉄華団のみんなしかり、一秒先の未来すらわからない状況だからこそ生まれる絆、関係性というのはあると思っていて、それが本当に尊かった。
ゾサも私の中ではこの部類に入ると思っていて、愛とか恋とは違う、お互いの命をつなぎ止めあっているような、うーんなんて言えばいいのかな、ある意味刹那的な関係性がたまらないです。
おま殺とかその最たるもので、だからこそこんなにゾサに惹かれるんだなぁと今回改めて再認識しました。
ちなみにシノとヤマギは公式CP(というより公式片思い?)でしてね……公式・原作最強!!、アニメのあのままの関係性の二人でいてほしいという面倒くさい私もいるので沼るかはわからないけど、支部に手を出してしまったのでそのうち沼の底にはまり込んでたら笑ってくださいwww

さー、次はガンダムSEEDかOO見ようかな!
水星の魔女でハマったガンダムシリーズ、なかなかに面白いです。
これまた沼。

メッセージへのお返事

>チカミチさん

勝手に送りつけてしまったものでしたが、喜んでもらえて私も嬉しいです(*^_^*)
しかも、早速サイトに載せていただけるなんて……!!
大好きなチカミチさんのサイトに私なぞの作品を載せていただけるのは光栄かつ喜びでしかないので、チカミチさんに捧げたものはチカミチさんの好きなようにしてくださって全然構いません。
最近、リクエストを送りあったり、合作したりと交流が続いていて本当に嬉しいです。
それもこれも、最初にチカミチさんが当サイトにコメントくださったからです。
いつも本当にありがとうございます。
長編で行き詰まっていたところだったので、久しぶりに感情が動くままに文章を書くことが出来てとても楽しかったです。
これからも、また機会があればチカミチさんのイラストにSSつけさせてもらってもよろしいでしょうか……?
この度は、本当に素敵なイラストを描いてくださって本当にありがとうございました!