月: 2023年1月

ようやく

去年、ほぼ日のわんぴ手帳を購入し、本体は早々と自宅に届いていました。
ただ、ついでにと買った手帳カバーなどの備品が今月末発送で、全部そろってから手帳を使い始めようと決めて早数ヶ月。
本日ようやく未発送の備品達が手元に届きました!

まず、購入した手帳カバーはこちら。

ワンピのカバーと悩んだんですが(ワンピなら革製の金色のメリーがワンポイントになってるのがよかった)、いかんせんお値段が高すぎたこともあり、持ち歩くことも考えて悩んだ末にこちらにしました。
色味といい、デザインといい、好きすぎる。
しおりの先っぽについてるやつの色が黄色と水色でサンジ君カラーなのも良き。
カバーつけただけでテンション爆上がりです。
お値段もわりと可愛かった。
それにしても手帳カバー、ポケットもいっぱいあって便利ですね。

 

そして、以前からずっと万年筆が欲しいと思っていたので、ファースト万年筆としてほぼ日ストアで売っていたKawecoの万年筆も購入しました。
ボディの色は緑でゾロカラー。(写真だと黒く見える……)
そしてインクの色はミッドナイトブルー。
なんて素敵な色の名前!ってことで、記念すべき手帳の第一ページにはこちらの万年筆を使って、インクの色をタイトルにしたSSを書いてみました。

あまり字が綺麗ではないので見にくいかもですが……
おととしのwebオンリーでネップリにした「冬空に咲く」(サイトに掲載あり)の二人のその後のお話です。
留学に行っていたサンジ君が数年経って帰国し、その足でゾロの元へと夜の町を駆けていく。
あー、やっぱり文章書くって楽しいなあ!
ここのところゲームやらコロナやらで全然書いていなかったけど、またそろそろお話書きたくなってきた。

 

この手帳は、本来の手帳の目的で使うのではなく、創作メモとかいいなと思った言葉を書き留めたりとか、そんな感じで日付関係なく使っていく予定。
万年筆用に他に2色インクカートリッジも買ったので時々色を変えて楽しもう。

 

しかし、書いてみてやっぱり万年筆っていいなと思ったので、お高いけれど、いつか世界最高峰と言われるモンブランの万年筆を手に入れたいという新たな目標を掲げました。
たくさん種類あるみたいだから、どれがいいかじっくり調べよう。
とりあえずはようやく手に入れたこのかわいらしいKawecoの万年筆でほぼ日手帳に書き込んだり、大切な人にお手紙を書いたりするんだ。
そして、もしこの先自分の本を作るなんてことがあれば、自分用以外にほんのちょこっとだけ多めに刷って、欲しいといってくださる人がいれば万年筆で感謝のお手紙を書いて本と一緒に送るのがささやかな夢です。

LINKページ御紹介

うんうん唸りながら試行錯誤して、なんとかinformationページの調整できた!
そこまで機械音痴ではないと思うけど、コーディングとかは完全に素人だからそもそも基礎がなさ過ぎて訳が分からない……。
一応自分のスマホでもレイアウト崩れてないことは確認しましたが、もし変だよ!とかあればcontactフォームから教えて頂けると助かります。

 

さて、調整が一段落したのでようやくLINKページの更新ができました。
まだ一度もリンクを貼らせて頂いているサイト様の御紹介ができていなかったので、これを機にさせて頂きますね。

 

まず、当サイトが開設して一番初めにリンクを貼らせて頂いたのは、サイト「Barcarolle」様です。
管理人のkomaさんはゾサ界で長く活動されている方なのでご存じの方、ファンの方も多いと思います。(何を隠そう私もファンの一人)
ここ最近は新たに御本を出されたり、イベントにサークル参加されたりとより一層活躍の幅を広げておられます。
サイトには、クスッと笑えるものから思わず涙が出てしまうものまで、海賊、パラレルいずれも素晴らしい宝物のようなお話がたくさん掲載されているのでぜひ読んで頂きたい……!!
komaさんの書かれるお話は文章や言葉が美しいのはもちろんですが、文章に散りばめられた、日本語ならではの遊び心が大好きなんです。
それに海賊であるゾロとサンジそれぞれの人となり、そして二人の関係性の解像度がもう本当に素晴らしくてたまらなくて。
もしまだ読んだことないという方がおられましたら(あまりいないとは思いますが)、ぜひBarcarolle様に足を運んでみてください。

 

そして、新たにリンクを貼らせて頂いたのはサイト「あいこばかり」様です。
こちらはワンピやハイキュー!!などジャンプ作品メインのイラストサイト様で、管理人はチカミチさんです。
このネットの大海から当サイトを見つけてくださったことがきっかけとなりこうして繋がることができた、心優しき女神様です。
サイトは、まずデザインがめちゃくちゃ可愛くて!!
可愛いのに見やすくて、実は調整したinformationページは一部チカミチさんのサイトを参考にさせてもらっています。
サイト作成に関する質問にも快く教えてくださって、あの節は本当にありがとうございました。
おかげでスマホでも2カラム表示できました……!
現在BLCP作品は展示されておりませんが、ワンピのイラスト、可愛いものからカッコイイものまで幅広く、でもどれも優しい雰囲気が漂っていてすごく好きなのです。特にエース君が一番好きで。
ぜひ遊びに行っていただきたいのですが、掲載されてはいないもののCP傾向としてはゾサ・サゾどちらも好まれるサイト様なので、逆は絶対無理!という方は申し訳ありませんが自衛をお願いします。
なお、私自身が左右固定であるのは変わりなく、今後も当サイトには逆CPの作品を載せることはありませんが、リンクに関しては素敵だなと思ったサイト様はゾサに限らず載せることがあると思いますので、ご了承ください。

お久しぶりです

お久しぶりです。
実はこの1週間、コロナに罹って一家全滅しておりました。
全滅と言っても私以外の家族はそこまで症状ひどくなくわりとスッと治ったんですが、一番最後に発症した私が一番症状きつかった……。
高熱と咽頭痛が丸3日(しかも1日のうちで36℃~39℃の間を行ったり来たり)続き、やっと解熱したと思ったら倦怠感は続くし咳鼻水は悪化する一方だし、しかも今日はなぜか胃酸は逆流してくるしお腹はピーピーになるしで笑っちゃうくらい体ボロボロです。
あれだな、免疫細胞がコロナウイルスとの死闘を繰り広げた結果私の体内きっと焼け野原になってるわ。
(脳内には一時期子どもが繰り返し見てたはたらく細胞のアニメが展開中)
っていうかこれってコロナの後遺症??
1日起きて家事する分には困らないくらいには元気になったけど、早くスッキリ症状消えてくれないものか……。
ワクチン4回打ってたけどこれなので、コロナ恐るべし。

 

そんなこんなで全然お話は書けておりませんが、時間があるときにとサイトのデザインマイナーチェンジしようとヘッダーの背景色とかサイトタイトルタイトルフォント、informationのページを少し変えてます。
ただ、更新履歴がどうしてもうまく調整できなくて(涙)
中途半端なまま放置してるのでスマホからだとすごく見にくいかもしれません。申し訳ない。
また時間見つけて調整するつもりではいるのでそのうち改善されると思います。
本当は新たなご縁があってブクマへの追加を快諾してくださったサイト様のリンクを設定したり、これを機にLINKページの紹介とかもしたかったけれど今日は時間切れなのでこちらもまた後日改めてさせて頂きますね。

 

あと、起き上がれるようになってから面白いと巷で噂のガンダム最新作「水星の魔女」をアマプラで一気見とかしてました。
(ネタバレありなので未視聴の方はこの先スルー推奨)

 

いや~、たしかに面白かった!
これまでにガンダムシリーズは通ってきてないけど、それでも全然楽しめる。
私はハピエンじゃなくてもわりと平気な人間なので、あまり救えないラストも全然あり得そうなこのお話めちゃ好きです。逆にハピエンにするならどう話を持っていくのか……やっぱ仕方ないとはいえ人殺ししてしまった人が何もなくハッピーで終わるってなかなか難しいと思うんだけれど。
4月からのシーズン2が待ち遠しい。
ちなみに現時点での押しキャラはグエル先輩です。
最初はやなやつ!って思ってたけど、思わずプロポーズしちゃうときのキラッキラの目にやられましたね……。
不器用だけど真っ直ぐなとこもいい。顔も好き。
頼むから死なないで欲しいな~~~!
そして他のガンダムシリーズ作品も見たくなったけど、見たいやつアマプラで見れない。
うぬぬ。

OPオデッセイ

ONE PIECE ODYSSEY、発売されましたね!
この日のために去年の誕生日にPS4を買ってもらい、ソフトもあらかじめ○天で予約しておいたのです。
抜かりなし。
昨日届いたので、早速初プレイしてみました~。

 

まだ最初の方しかプレイしていませんが、そこまででのとりあえずの感想は「推しの顔がよすぎる」。
サンジ君、マジでめちゃくちゃかっこいいんだけどどうしよう。
かっこよすぎて夢女になってしまいそう。
もちろんゾロもめちゃかっこいい。
さらには初っ端からゾサの絡みがバンバンあって、何のサービス!?ってハァハァ言いながらスクショしまくってる変態は私ですw
もうここだけで私にとっては買った価値ありまくり。

 

システム的なことを言うと、RPGでアクション要素はあまりないのでアクション苦手な私でも問題ない感じ。
バトルもそう難しくない。
敵でワンピの世界に出てきそうなアニマルがたくさんでてくるのもいい。
けど何が一番いいって、仲間みんなで一緒に行動できて、バトル中にメンバーの入れ替えができるところ!
これまでにやったことあるワンピのゲームだと、ワールドシーカー(まだプレイ途中だから早くクリアしないと)はフィールド探索もバトルもルフィ一人でルフィの孤独な冒険って感じだし、アンリミREDはもう少し仲間との行動が増えて楽しいけど基本3人行動でダンジョン内ではパーティー変更不可だったので、ここは本当に嬉しい。
台詞もかなり音声あててくれてるのでそこも嬉しい。
あとオリキャラかなり好き!
つまりは、個人的に今のところ大満足なゲームです。

 

やっとチュートリアル的な部分が終わって、これから懐かしのあの町やこの町を探検できるから楽しみだなー(^^)

サケログ2

MONKEY SHOULDER(スコッチウイスキー)

前にTwitterでおすすめされているのを見て買ったもの。
クセがないというか、わりとオーソドックスな味わいで飲みやすい。
これならオンザロックでもいけそうな気がする。
飲みきってしまったのでリピートも検討中。

 

 

Piqueras White Label Blanco(スペイン)

お歳暮とお中元の時に、ご自宅用贈答品でお買い得になってるお酒を買うのがここ数年の楽しみなのだけれど、これもそれで買ったやつ。
飲んだ瞬間「!!!」ってなるくらい美味しかった。
爽やかでアッサリしたお味でスルスル飲める。
これもまた飲みたいな~。

メッセージへのお返事

新年明けましておめでとうございます。
去年は当サイトへ足を運んでくださり本当にありがとうございました。
なかなかサクサク更新!というわけにはいきませんが、今年も少しずつ新しいお話をこちらに置いていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて!
時代に逆行してサイトを作ってから初めて迎えるお正月に、懐かしいお話へとても嬉しいメッセージをいただきましたので、こちらでお返事させいただきます。
新年早々こんなご褒美をいただいて、私はなんて幸せ者なんでしょう。
きっといい一年になること間違いなしです(^^)

 

>ちか様
明けましておめでとうございます。
当サイトを見つけてくださって、そしてお話を読んでくださってありがとうございます。
私の書いたものがちか様の心に少しでも触れることができたようで、言葉にならないくらい嬉しいです。
「夜明け」はROM専から自分でも創作するようになってすぐに書いたもので、久々に読み返してみたら誤字はあるし文章も拙いしで恥ずかしい限りですが、だからこそこうやって感想をいただけてすごくすごく幸せな気持ちになりました。
こちらこそ本当にありがとうございます。
お礼になるかは分かりませんが、この二人のその後を少し覗き見た短いお話を書いてみたので楽しんで頂けると幸いです。
ちか様もどうぞゆっくりとお正月をお過ごしくださいませ。

 


 

「夢物語」
(「夜明け」の二人のその後)

 

「ハッピーニューイヤー」
 そっと触れ合わせたお猪口が、チン、と鈍い音を立てる。
 過去には仲間みんなで賑やかに飲み交わしながら迎えていた新年を、二人きりでしっとりと祝うようになってもう何年が経つのだろうか。
 そんなことを考えながら、サンジは横目で深く皺が刻まれるようになった男の潰えていない方の目尻をそっと見遣った。
 目尻だけじゃなく、秀でた額にも、美味い酒にゆるく上がった口角にも刻まれた皺。
 それは、自分も同じ。
 それだけの年月が経ったというのに、まだ若かったあの日、少しでも長く隣に立っていたいという願いを忍ばせて持ちかけた勝負にはいまだ決着がつかずにいる。
「あーあー、今年もまた決着がつかないまま新年を迎えちまった」
「だな」
 クク、とゾロが喉の奥で笑う。
 こんな風な笑い方をするのだということを、あの頃の自分は知らなかった。
「すぐに野垂れ死ぬかと思いきや、案外おまえもしぶといよなあ」
「いいじゃねェか。それにしぶといのはてめェも同じだろ」
「そりゃあ、おまえとの勝負に負けるわけにはいかないからな」
「おれは」
 海老のうま煮に豪快にかぶりつき、酒をぐいと呷ってから、ゾロは真っ直ぐにサンジを見た。
「てめェとの勝負に負けたくもないが、勝ちたくもねェ」
 ゾロがこんな甘いことを言うようになるなんてことも、あの頃の自分は知らなかった。
 いまだに勝負に決着がつかないからこそ知ることができた、ゾロの新たな一面。
 年を重ねるにつれて惜しげもなく新たな一面を見せるゾロと違い、自分はあの頃と同じでなかなか素直になれないままだ。
「なんだよそれ。それじゃあ勝負にならないだろ」
 今だってそうだ。
 人生という旅路の果てが見えるようになってきたからこそ余計に、ゾロの言わんとすることもその気持ちも痛いくらいにわかるのに、こうして憎まれ口ばかりたたいてしまう。
 そして、そんな自分のことなんかゾロはとっくにお見通しだということも、もうちゃんと知っている。
 これは、知っているからこその甘えだ。
「勝負は勝ち負けだけじゃねェ。引き分けってのもあるだろ、おれはそれがいい。こうやって毎年正月に、決着がつかないなんて言いながらてめェの作ったお節を食って酒飲んで、そんでいつか同時にぽっくり逝けたら」
 幸せじゃねェかと、目を細めて胸焼けしそうに甘ったるいことを言うゾロに、目の奥が熱くなった。
 その熱に突き動かされるままに、深く皺の刻まれた目尻にキスをする。
 そんなサンジの行動に、ゾロはさらに目を細めて言葉に負けないくらい甘く優しい笑みを浮かべた。
 自分だけが知っている、ゾロ。
 それがまた、さらに目の奥を熱くさせた。
「そうか、泣くほど嬉しいか」
「ばか、泣いてねェよ。……でも、叶うといいな。おまえのその夢物語」

 想像する。二人寄り添って、まるで眠るように命を終えてこの長く続いた勝負に「引き分け」という決着がつく瞬間を。
 それはひどく甘美な夢で、そんな奇跡が起こればいいという願いを込めて、サンジは今度は少しかさついたゾロの唇にそっとキスをした。