鉄血のオルフェンズ

waveboxに絵文字ありがとうございます(*^^*)

 

今はみんな解熱して元気になったのですが、子ども達と私と順番にインフルエンザにかかってしまい今週1週間はひたすら家の中で缶詰状態。
そんなこんなで時間だけはたっぷりあるという状況で、タイミング良く(?)アマプラでガンダムシリーズが無料で見れるようになっていたので前から見たいと思っていた「鉄血のオルフェンズ」を一気見しました。

 

どうやら評価は賛否両論らしいこのシリーズ、私は好きだったな~。
ちなみに、たくさん人が死にます。バッドエンド、というよりはメリバになるのかなあ。
主人公は少年達。
「決して散ることのない鉄の華」という意味が込められた鉄華団の子どもたちが、必死に抗いながらも脆く儚く散っていってしまうのがとてもとても悲しかった。
最後の5話とかはもうずっと泣きながら見てました。

 

正直、大人目線から見るとリーダーのオルガをはじめとしてみんなその場しのぎの行き当たりばったりで、目先のことしか見えていなくて、すぐ感情に左右されるし、はっきり言って未熟。
でもそれはまだ彼等が子どもだから当然で、さらには生い立ち故に考えるということをさせてもらえない環境で、搾取され虐げられるばかりで人として当たり前の経験をすることが出来ずに生きてきたのだから仕方がないんだよね。
お金の使い方すら知らないと言われるくらい、本当に何も知らない。
そんな彼等が、仲間という家族、鉄華団というあたたかな居場所を手に入れて、それを守って未来へ繋ぐためだけに必死に前へ前へと進み続けた結果があの結末なんだよなぁ……。
思い出しただけで泣けてくる。
たくさんの犠牲は払うことになったけれど、それでもたしかに未来へ繋ぐことができたという意味ではハッピーエンドなんだと思います。

 

メリビットさん(協力してくれている大人)が無茶をする彼等に対して何度か「こんなの間違ってる!」と言うんですが、たしかに彼女の言う通り間違ってるんだけど、間違っているとわかっていてもその道を進むしかない彼等が切なくて切なくて胸が痛かった。
大人に出来ることって、なんだったんだろう。
裏主人公というか、敵方の主要キャラであるマクギリスも彼等と同じで、搾取され虐げられてきた結果、年齢的には大人になっても心が大人になりきれなかった故にあんな風に悲しい結末を迎えるしかなかったんだろうなと思う。
力で虐げられてきたから、力でねじ伏せるやり方しか知らなかったんだよね。

 

あー、しかしオルガと三日月しかり、シノとヤマギしかり、鉄華団のみんなしかり、一秒先の未来すらわからない状況だからこそ生まれる絆、関係性というのはあると思っていて、それが本当に尊かった。
ゾサも私の中ではこの部類に入ると思っていて、愛とか恋とは違う、お互いの命をつなぎ止めあっているような、うーんなんて言えばいいのかな、ある意味刹那的な関係性がたまらないです。
おま殺とかその最たるもので、だからこそこんなにゾサに惹かれるんだなぁと今回改めて再認識しました。
ちなみにシノとヤマギは公式CP(というより公式片思い?)でしてね……公式・原作最強!!、アニメのあのままの関係性の二人でいてほしいという面倒くさい私もいるので沼るかはわからないけど、支部に手を出してしまったのでそのうち沼の底にはまり込んでたら笑ってくださいwww

さー、次はガンダムSEEDかOO見ようかな!
水星の魔女でハマったガンダムシリーズ、なかなかに面白いです。
これまた沼。